日 時:平成30年12月14日(金)18:15~21:15
会 場:早稲田大学(〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-20-14)

2018年日本精神障害者リハビリテーション学会主催 第26回東京大会時研修セミナーについてご案内します。
各研修セミナー会場は当日受付にてお知らせします。

●参加費:1セミナーにつき 会員3,000円 非会員4,500円 参加費は事前徴収します。(申込み後、入金方法を通知します。)

●申し込み先と方法:担当:平賀昭信(研修担当理事)
 〒940-2114新潟県長岡市北山3丁目3-3 
 E-mail :athiraga@beige.plala.or.jp
 TEL・FAX: 0258-29-6498
下記のお問い合わせフォームまたは申込用紙(PDF)にご記入の上FAXにてお申し込みください。
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申込用紙(PDF)*FAXまたはメールにてご送付ください

●締め切り: 12月7日(金)
但し、各研修セミナーとも定員になり次第締め切ります。

研修セミナー紹介(講師敬称略)

1.「支援が行き詰っているケース」をケアマネジメントの理論でスッキリひも解き!

講師:鳥取県立厚生病院・精神保健福祉センター 植田俊幸

困った問題が続いているケースを受け持って「どんなに工夫してもだめだった」「どこから手をつけたらいいのか分からない」と悩む体験は誰にでもあることです。
目先の問題だけにとらわれず情報を整理し、実行できる支援計画を作るには、ケアマネジメントの手法がとても役立ちます。このセミナーでは基礎を学び、理論を実践に生かすコツをつかむために参加者全員で事例検討を行って、現場ですぐに応用できる実践技術を体験していただきます。「困難事例」に対して「こんな見かたがあったのか!」という気づきが得られますよ。

2.明日から使える就労支援のスキル

講師:障害者職業総合センター 相澤欽一
      
2016年度のハローワークにおける精神障害者の就職件数は4万件を超えました。15年前の就職件数1,890件の時代からは隔世の感があります。また、精神障害者の雇用義務化に伴い、今年度から障害者雇用率が2.0%から2.2%に引き上げられ、さらに2021年4月より前の時期までに2.3%に引き上げることが決まっています。精神障害者雇用に対して追い風が吹いていますが、この追い風をよりよい就労支援につなげるために、本セミナーでは、①自己理解と自己決定を支援するアセスメントとプランニング、②精神医療と就労支援の連携、③企業支援、についての基本的考え方と具体的なコツを解説します。

3.SSTを活かして「スタッフの質(クオリティ)を高める」講座 (SST普及協会出前講座デモンストレーション)

講師:医療法人社団 欣助会 吉祥寺病院 河岸光子/帝京大学医学部精神科学教室 池淵恵美

職場で急に「もう限界!退院させて!」と患者さんから言われたら、あなたはどうしますか。統合失調症治療で知られる吉祥寺病院で看護師長をつとめる河岸が、その場でコンパクトにアセスメントを行い、本人の思いを受け止め、前向きな対応を一緒に考える「個人SST」の応用を考えました。帝京大学の精神科医である池淵が助言します。現場で役立つ実用的な方法ですので、精神科病棟に限らず、クリニックやデイケア、家族会などに関わる方に、スタッフの質の向上を考えていただく機会になればと思います。皆さまのご参加をお待ちしています。

4.アウトリーチによる精神科サービスの心得・ふるまいかた

講師:メンタルヘルス診療所しっぽふぁーれ 伊藤順一郎

アウトリーチとは、利用者の生活の場に赴いて行う支援である。医療機関において行われる支援と最も異なるのは、「その人の、この生活の場で、役に立つこと、価値のあることとはどのようなものか」を利用者とともに考えることが日常になることである。そこで必要なことはいくつもあろうが、演者が今注目したいのは、①person centered の視点(その人の希望や意思を尊重する)と、②一市民としてその人を扱う態度、の維持である。この実現のためには、(1)対話の場をそこで開くこと、(2)多義的であることを保つことなどが、必要と考えている。本セミナーでは、このようなテーマについての対話をその場で行いたい。

5.家族心理教育入門

講師:医療法人崇徳会 こころのクリニック ウィズ 後藤雅博/南浜病院 大澤孝、佐藤博幸、本田萌/ひだクリニック 木村尚美

本人へのアプローチと同時に最も身近な環境である家族の中でのストレスを軽減することが再発防止に有効です。これは家族自身が日常のストレスを軽減し対処することで達成されます。そのための有効な援助法が家族心理教育です。家族心理教育は①疾病・治療についての知識・情報を伝える②病気や障害から生じてくる様々な困難への対処法を学習する③心理的・社会的サポートを受けやすくする、の3つから構成されています。本セミナーではその基礎を学びます。

6.いつでも、どこでも!臨床に活かす当事者研究活用術

講師:北海道医療大学看護福祉学部臨床福祉学科精神保健福祉学講座 向谷地生良

「自分自身で、共に」を大切な理念として、「語る」「仲間」「研究する」ことを取り入れた自助活動としてはじまり、広がりつつある当事者研究は、精神保健福祉の臨床場面にも、取り入れられ成果をあげています。このセミナーでは、スタッフにおける「理念の共有」「臨床場面での活用と展開」「研究成果の共有」に分けて、情報提供と経験交流を行います。

7.マインドフルネスを体験してみよう

講師:認定NPO法人リカバリーサポートセンターACTIPS 下平美智代

マインドフルネス・ストレス低減法は、アメリカのジョン・カバットジンによって禅やヨーガの瞑想法に基づき1970年代後半に開発されたプログラムです。最初は、マサチューセッツ大学医学部内のストレス低減クリニックで、慢性疼痛の対処法として適用され、やがてより一般的なストレス緩和法として広まっていきました。Mindfulnessは、「気づき」とか「気づいていること」の意味です。本セミナーでは、近年のマインドフルネスに関する研究の知見を紹介し、マインドフルネスの考え方・あり方について簡単に説明した後、レーズン瞑想、体の感覚を感じていくボディスキャン、呼吸に意識を向ける瞑想、歩く瞑想などを通して、マインドフルネスを体験します。

8.はじめての方のための学会発表 サポート講座

講師:東洋大学ライフデザイン学部生活支援学科 吉田光爾

「せっかく学会に参加するのだから、自分で温めていた実践やテーマを発表してみたい!」「でも学会発表なんて不安…」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。本講座では学会発表初心者の方むけに、どんなテーマが発表できるのか、発表方法や準備のやり方、ポスターやスライド基本的なのまとめ方まで、やさしく解説していきます。ユーザーの方、実践者の方、研究者の方の区別は問いません。皆さんの情報発信を応援します。

9.研究法入門:あなたの実践から研究の「芽」を見つけ「研究発表」に育てる方法(学会研究委員会企画)

講師:帝京平成大学大学院 臨床心理学研究科 安西信雄/山形県立保健医療大学 看護学科 安保寛明
指導:帝京大学医学部 精神科学教室 池淵恵美

本学会常任理事会で、学会員の皆さんの臨床実践の中での気づきや問題意識を育て研究へ発展させる支援ができないか、さらに、実践報告レベルの発表を「研究」レベルに高める支援についても話合われました。そこで研究委員会が「研究法入門」のセミナーを開くことになりました。主な内容は次の通りです。
1.実践から研究の「芽」を見つけ「研究」に育てるコツ
①臨床疑問を定義する、②文献を調べる、③仲間と相談する、④調査のデザインを考える、⑤研究としてまとめる
2.実践から研究へ-私の指導経験を踏まえた事例の紹介
3.効果的な学会発表の仕方(実践報告から研究発表へのヒント)
4.討論
(参加者の皆さんの疑問を取り上げ、ご一緒に討論したいと思います。学会の2週前までに学会事務局に氏名と連絡先(e-mailかFax)をご記入のうえ、聞きたいことや疑問をA4版1枚にまとめて送ってください。)

10. ストレングスモデルとコミュニティソーシャルワークを修得しよう!

講師:早稲田大学 田中英樹/桃山学院大学 栄 セツコ

本研修では、最近、わが国でも普及してきたストレングスモデルの技法やコミュニティソーシャルワークの考え方や展開法の基本を理解し実践できるように、演習を通して実践的に学ぶことを目的とする。とくに、ニーズ発見やアセスメント及びケアプランの視点では、従来のケアマネジメントにはなかった個別支援を超えたコミュニティアセスメントやSWOT分析の技法及び社会資源の活用と開拓を学ぶことで、精神障害者支援における新しい視点と実践の拡がりを期待したい。

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