※セミナーの時間が「18:00〜21:00」→「17:00〜20:00」に変更になりました。(2019年7月8日追記)

2019年日本精神障害者リハビリテーション学会主催 第27回大阪大会時研修セミナーのご案内

日 時:令和元年11月22日(金)17:00~20:00
会 場:関西大学千里山キャンパス
〒564-8680 大阪府吹田市山手町3丁目3番35号
※各研修セミナー会場は当日受付にてお知らせします。

●参加費:1セミナーにつき 会員3,000円 非会員4,500円 参加費は事前徴収します。(申込み後、入金方法を通知します。)

●申し込み先と方法:担当:平賀昭信(研修担当理事)
 〒940-2114新潟県長岡市北山3丁目3-3 
 E-mail :athiraga@beige.plala.or.jp
 TEL・FAX: 0258-29-6498
下記のお問い合わせフォームまたは申込用紙(PDF)にご記入の上FAXにてお申し込みください。
WEBでお申し込みの方はコチラ
申込用紙(PDF)*FAXまたはメールにてご送付ください

●締め切り: 11月15日(金)
但し、各研修セミナーとも定員になり次第締め切ります。

研修セミナー紹介(講師敬称略)

1.わかる!「野中方式」のケアマネジメント事例検討会  事例の包括的理解の技術と検討会のすすめかた

講師:鳥取県立厚生病院・精神保健福祉センター 植田俊幸

「野中方式」の事例検討会をご存じですか。当学会の学会長であった野中猛先生は、どう手をつけたらいいのか分からないような難しいケースを研修会でとりあげ、見事なアセスメントとケア計画のアイディアを示されていました。本セミナーではこの事例検討会のやりかたについて、さまざまな視点でアセスメントやプラン作りを行う方法を解説し、現場で役立つ実践技術を身につけるために、実際の事例をもとに参加者全員で検討会を行います。今年は例年よりも会の進め方のポイントを詳しく解説するため、事例検討会をしてもはっきりした結論がでなくてモヤモヤしている人や、司会進行に困っているかた、ぜひご参加ください!

2.明日から使える就労支援のスキル

講師:宮城障害者職業センター 相澤欽一
      
2017年度のハローワークにおける精神障害者の就職件数は4万5千件を超えました。15年前の就職件数2千件弱の時代からは隔世の感があります。また、精神障害者の雇用義務化に伴い、昨年度から障害者雇用率が2.0%から2.2%に引き上げられ、さらに2021年4月より前の時期までに2.3%に引き上げることが決まっています。精神障害者雇用に対して追い風が吹いていますが、この追い風をよりよい就労支援につなげるために、本セミナーでは、①障害者雇用支援制度、②企業支援、③自己理解と自己決定を支援するアセスメントとプランニング、④精神医療と就労支援の連携、についての基本的考え方と具体的なコツを解説します。

3.エンパワードSST―内発的動機付けを高めるための工夫

講師:講師:帝京平成大学大学院 臨床心理学研究科 池淵恵美 SST普及協会研修委員会

リカバリーしていく上では当事者がどんな希望や意欲を持つか、それに添った現実のスキルを本人が獲得していくことをどう支援できるかが重要です。使いたいと思えるスキルでなかったら、実際の生活では役に立たないからです。エンパワードSSTはリカバリーを支援する新しいSSTで、社会認知などへの介入も含んでいます。当日はSSTが役立つ上で重要な、当事者が主役になるための内発的動機付けを高める新しい工夫を紹介します。

4.精神科アウトリーチ:地域で危機を乗り越える

講師:メンタルヘルス診療所しっぽふぁーれ 伊藤順一郎 他

アウトリーチとは、利用者の生活の場に赴いて行う支援である。精神病院において行われる支援と最も異なるのは、「その人の、この生活の場で、役に立つこと、価値のあることとはどのようなものか」を利用者とともに考えることが日常になることである。そして、「危機」と呼ばれる状況を如何に生活の場で乗り越えることができるかに挑戦することは、利用者にとってもチームにとっても成長のきっかけになるように思う。そこで必要なことは①強制的な管理の立場を手離すこと、②安心・安全な場を確保すること、③その人の物語に耳を傾けること、などなど、さまざまである。
本セミナーでは、「危機」についてのさまざまな対話を重ねることとしたい。

5.すぐに役立つ家族支援・家族心理教育

講師:医療法人崇徳会 こころのクリニック ウィズ 後藤雅博

最も身近な環境である家族を支援し、家族のストレスを軽減することが再発防止に有効です。そのための有効な援助法が家族心理教育です。家族心理教育は①疾病・治療についての知識・情報を伝える②病気や障害から生じてくる様々な困難への対処法を学習する③心理的・社会的サポートを受けやすくする、の3つから構成されています。本セミナーでは、集団と個人への家族心理教育の実際を学びます。

6.「対話の可能性-当事者研究に学ぶ“当事者の専門知”」

講師:北海道医療大学大学院/浦河べてるの家 向谷地生良

いま、精神保健福祉領域で「対話的アプローチ」が注目されています。その一つがフィンランドではじまったオープンダイアローグであり、日本の当事者研究です。
 当事者研究は、精神障害を持つ人たちが自らの体験に「自分の研究者」として向き合うことに特徴があり、自助活動やスタッフとの共同性とともに、ピアサポートとしての側面も併せ持った取り組みとして注目されています。今回は、対話の組織づくりから実際の展開までを経験します。

7.マインドフルネスを体験してみよう

講師:国立精神・神経医療研究センター 下平美智代

ジョン・カバットジン(Jon Kabat-Zinn)により禅やヨーガの瞑想を基に1979年に開発された「マインドフルネスストレス低減法(MBSR)」1)は、最初はマサチューセッツ大学医学部内のストレス低減クリニックで、慢性疼痛の対処法として適用され、やがてより一般的なストレス緩和法として広まっていきました。その後、MBSRを基にうつ病の再発予防のプログラムとして、認知療法の領域で1990年代に「マインドフルネス認知療法(MBCT)」2)が開発され、再発予防の効果が実証されています。Mindfulnessは「気づき」とか「気づいていること」の意味ですが、カバットジンは「意図的に、今この瞬間に、価値判断をすることなく注意を向けること」1)と説明しています。本セミナーでは、まずはボディ・スキャンを中心に、体の感覚に意識を向ける瞑想法を体験します。さらに、瞑想中にわいてくる思考にも注意を向け、それをただ観察するということも行います。
1)ジョン・カバットジン:『マインドフルネスストレス低減法』北大路書房
2)Z・V・シーガル、J・M・G・ウィリアムズ、J・D・ティーズデール:『マインドフルネス認知療法 うつを予防する新しいアプローチ』北大路書房

8.研究法&学会発表入門:実践から研究の「芽」を育てて効果的に学会発表する方法(研究・実践委員会企画)

講師:帝京平成大学大学院 臨床心理学研究科 安西信雄
講師:山形県立保健医療大学 看護学科 安保寛明
指導:帝京平成大学大学院 臨床心理学研究科 池淵恵美

本学会常任理事会で、学会員の皆さんの臨床実践の中での気づきや問題意識を育て研究へと発展させる支援、さらに、実践報告レベルの発表を「研究」レベルに高める支援に取り組むことになりました。基本的な考え方やコツを紹介した後、問題意識をお互いに出し合い討論する時間も持ちたいと思います。
1.実践から研究の「芽」を見つけ「研究」に育てるコツ
 講師:安西信雄
 ①臨床疑問を定義する、②文献を調べる、③仲間と相談する、④調査のデザインを考える、⑤研究としてまとめる
2.効果的な学会発表の仕方
 講師:安保寛明
 ①実践報告を発表の形に組み立てる、②効果的な発表のポイントとコツ
3.討論
(参加者の皆さんの疑問を取り上げ、ご一緒に討論したいと思います。学会の2週前までに研修セミナー担当平賀(e-mail :athiraga@beige.plala.or.jp  TEL・FAX: 0258-29-6498)に氏名と連絡先(e-mailかFax)をご記入のうえ、聞きたいことや疑問をA4版1枚にまとめて送ってください。)

9.ストレングスモデルとコミュニティソーシャルワークを修得しよう!

講師:東京通信大学 田中英樹、桃山学院大学 栄 セツコ

すでにストレングスモデルの考え方と手法は、精神障害者の地域生活支援で広く普及してきた。しかし、精神障害者に対応したコミュニティソーシャルワーク、すなわち個別の精神障害者の地域生活支援を通じた地域資源の開発などへの拡がりは実践的にも展開されているとは言い難い。この研修では、オリジナルな演習事例を用いて、個別アセスメントと地域アセスメントの方法、個別ケアプランの作成から、地域ネットワークの形成と地域での資源開発法までを参加型の演習形式で展開する。

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