Japanese Association of Psychiatric Rehabilitation

日本精神障害者リハビリテーション学会第28回愛知大会
研修セミナー (動画配信) のご案内

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日本精神障害者リハビリテーション学会第28回愛知大会
研修セミナーのご案内

日本精神障害者リハビリテーション学会は精神障害リハビリテーションの普及啓発を目的に活動しています。もしこの活動が全国津々浦々に行き渡ったとしたら、きっと私たち一人ひとりにとって暮らしやすい社会になっていることでしょう。このたび学会長になられた池淵恵美先生は会長挨拶で、「まだまだ解明・克服できていない、障害についての研究や支援方法の開発、根強い偏見に対して、ノーマライゼーションを実現する社会を目指していきたいと思います。そのための、市民・障害を持つ人・家族・専門家が一体となって、共同創造の精神で力を合わせていけたらと思います。一緒に次のよりよい社会を目指しましょう。」(学会ホームページから引用)と語りかけています。
どのような生活状況下にあっても、私たち一人ひとりが担う役割を自覚し、そして果たし、暮らしやすい社会の実現に向け1歩ずつ歩んでいきましょう。
コロナ禍のため昨年は、日本精神障害者リハビリテーション学会第28回愛知大会の開催が延期されましたが、本年は2021年12月11日、12日の予定で行われます。例年大会時に開催されてきました研修セミナーですが、今回は対面によらない新方式―Web方式で行うことになりました。新しい方式で運営に不慣れなため、今回はセミナーの数を少なくし、3つご用意いたします。さらに特別企画としてパトリシアディーガン先生の講演も準備しています。大会1ヶ月前から動画配信を予定しており、複数の受講も可能です。
<申し込み>愛知大会HP(https://www.japr28.com/partaker/)まで
研修の概要と参加費は以下の通りです。

特別企画 パトリシア・ディーガン先生 講演

特別企画の詳細はこちらをご覧ください。

1 精神障害にも対応した地域包括支援事業の構築に向けて

一般社団法人ソラティオ 岡部正文
2017(平成29)年度から各地で「精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築」に向けた取り組みがなされていますが、皆さんの地域ではどのような風景が広がっているでしょうか。
私は東京都荒川区(人口約22万人)で活動しています。その取り組みは決して胸を張れるものではありませんが、荒川区に合った風景を描きたいという思いで地道に活動を進めています。
私の所属する法人(ソラティオ)のミッションが相談支援専門員とピアスタッフの協働支援モデルの普及啓発に重きを置いていることもあり、今回は精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築のために必要なピアスタッフの活躍の場つくりとその効果についてご紹介させて頂きたいと思います。
真に精神障害当事者が明るく前を向いて暮らしていくためには、これまで良かれと思って取り組んできた支援者目線を見直し、当事者目線で様々な取り組みを進めていくことが重要だと思っています。社会を変えるためには、まず自分の会社(所属)からが私のキャッチフレーズです。
ピアスタッフが相談支援事業所に雇用され、一緒に汗を流して地域のために働くことは、ともに働く相談支援専門員の質向上に寄与し、ピアスタッフのリカバリーも促進される手応えがあります。そのようなプロセスを通じて力をつけたピアスタッフが自分の経験や仲間の経験を臆せず発信していくことで、少しずつ地域が動いてきた様子をお伝えできるといいと思っています。

2 研究法入門

研究・実践委員会  松田康裕
本学会理事会で、学会員の皆さんの臨床実践の中での気づきや問題意識を育て研究へ発展させる支援ができないか、さらに、実践報告レベルの発表を「研究」レベルに高める支援についても話し合われました。そこで研究・実践委員会が「研究法入門」のセミナーを、今年度より3回シリーズで開催することになりました。主な内容は以下の通りです。
    • 第1回目(オンデマンド研修):11月15日~12月18日

【実践から研究の「芽」を見つけ「研究」に育てるコツ】
講師:松田康裕
①臨床疑問を定義する、②文献を調べる、③仲間と相談する、④調査のデザインを考える、⑤研究としてまとめる
【実践から研究へ-私の指導経験を踏まえた事例の紹介】
講師:安保寛明

    • 第2回目(オンライン研修):12月19日10時~12時

第1回目の研修を受けて、参加者が事前に臨床疑問を、PICO/PECOの形に整理し、リサーチ・クエスチョンを作成したうえで、当日は講師と議論したり、助言を受けたりする。
講師:松田康裕、安保寛明、安西信雄

    • 第3回目(オンライン研修):R4年5月8日10時~12時

学会発表や研究実践に向けたフォローアップ支援のために、当日は講師と議論したり、助言を受けたりする。
講師:松田康裕、安保寛明、安西信雄

なお、15名限定で3回にわたり受講できる方が対象です。

3 てんかんの啓発活動の中での医療従事者の役割とは

座長 福智寿彦
演者 前田様 (日本てんかん協会副理事)
当院スタッフ (医療法人福智会)
「自分はてんかんです。」と声を出すと、様々な偏見や差別があることを目の当たりにし、社会と関わりを持つことをやめてしまう患者がいる。てんかんの啓発活動の目的は、そのような差別、偏見をなくすことに重きを置いているように見えるが、実は違う。仲間にあうことを目的として、社会に出る一歩として、また自分は自分で良いのだと知るためのものとして、当事者はこの活動に参加をする。
一方で、医療スタッフはどうだろう。初めは、仕事の一貫として参加しているスタッフも多いのが現実だが、寄付集め、会場の準備など回を重ねるごとに仕事と割り切れない経験をする。そしててんかんへの差別が社会であることを目の当たりにする。そこで、当事者の気持ちを医療スタッフは知ることになる。その結果、当事者も医療スタッフも一緒に一つのイベントを作り上げる。準備を一生懸命行うとき、そこには、患者、治療者の垣根はないことを感じる。当院では、パープルデーというてんかんの啓発活動を行っている。そして、一緒に苦労して作り上げた経験は、そのあとの当事者の社会参加に生かされていると実感している。
当日は、日本で大きく活動されている日本てんかん協会(なみの会)、全国で広まり始めたパープルデーについてそれぞれの歩みや活動を紹介し、我々医療スタッフの目線から啓発活動の必要性について考えていただきたい。
参加費
説明:
・愛知大会に参加なさる場合、ディーガン博士の講演は無料です。
・1セミナーごとに参加費が決まっています。参加費の計算方法は以下の通りです。
たとえば、大会に参加し、「にも包括」、「研究法」、「ディーガン博士の講演」を申し込みしたとします。研修セミナーの参加費は、あなたが会員であれば、「にも包括」1000円、「研究法」2000円、「ディーガン博士の講演」0円となり、合計で3000円となります。
どうぞ奮ってご参加ください。
(研修委員会委員一同)
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